お知らせ

有峰生きもの観察会

各回とも、参加費は高校生以上1,000円/1人、中学生以下(未就学児を含む)500円/1人です。

 有峰林道亀谷料金所の駐車場に9時に集合し、乗り合わせて現地へ向かいます(現地集合も可能) 

申込期間はそれぞれ異なりますが、複数回ご参加される方は、まとめて申し込んでも大丈夫です。

 詳細は、PDFファイルをご覧ください。


 ① 有峰のサンショウウオ(両生綱有尾目サンショウウオ科)

 日時 2022 年8 月28 日(日) 9 時30 分〜14 時頃

 定員 30 名 

申込期間 2022 年7 月22 日〜8 月21 日


 ② アサギマダラ(昆虫綱チョウ目タテハチョウ科)

 日時 2022 年9 月4 日(日) 9 時30 分〜15 時頃 

定員 20 名 

申込期間 2022 年7 月29 日〜8 月28 日


 ③ カラマツ林(愛着の森調査編のカラマツ林調査を⼀緒にやります)

 日時 2022 年10 月2 日(日) 9 時30 分〜15 時頃 

定員 20 名 

申込期間 2022 年8 月26 日〜9 月25 日 

愛着の森対話編 005 祐延五朗

場所:水須から入った小口川線の祐延湖を過ぎて、祐延峠の手前

樹種:ゴヨウマツ

命名者:としはる

開始:2006年7月23日

(名前のわけ) 

朗=ほがらか、明るく開けている様。晴朗(空がよく晴れ大気が澄んでいること)。たからか、たからかに。高く澄んでいる様。高朗(けだかくほがらか)五=五つの方角。東・西・中央・南・北に枝を伸ばすの意。

(どうしてこの木に興味を持ちましたか)

この土地に厳しい風雪に長年耐え、真っ直ぐに天をさす雄々しい孤高の姿に感動したからです。周辺にある他の五葉松を見ても、この木ほど姿・形の良いものは見当たりません。

( この木のそばで口ずさみたくなる歌は何ですか)

  強いていえば「故郷」でしょうか。この長命の木が生きてきた時間(200年位?)と、自分の過ぎ去ったなつかしい故郷での思い出が重なってくるからだと思います。


愛着の森対話編 019 仲良しこよし

場所:西谷いのちの沢の手前に沢がある。その沢の少し手前

樹種など:腕くらいの大きな穴のあるトチノキと、道を挟んだ枯れ木

命名者:みちよ

開始:2006年10月25日

(この木のそばで口ずさみたくなる歌)

「キミはともだち」平井堅

(この木をみて、気づいたことや感じたこと)

一か所だけ穴があいていて、その中へ手を入れた時、柔らかく温かい空気が流れていることを感じた。樹木内で、呼吸が行われているような生命力を感じた。

散策道を挟んで、枯れ木が1本立っているが、互いに少しずつ相手に近づいているように見え(樹の上の方で)生きている木と枯れ木の違いはあるのに「仲良し」のように思えた。


有峰東岸線工事の当面見送りについて記載された、上:読売新聞、下:富山新聞の記事です。

富山県が、ハクバサンショウウオの保全をきちんと考え、工事を当面見送りと判断されたこと、英断だと思います。

富山新聞の知事の見解「今後は希少動植物の知見を深める一方で、有峰を活用する意見の両方を聞いていく。県民の間でどっちの意見が盛り上がってくるかもしっかりみていきたい。」にあるように、今後もハクバサンショウウオや有峰の貴重な自然を守るために、経緯を見守る必要がありそうです。

東岸線工事計画の反対活動などの経緯については、下記のページをご覧ください。



2022年3月31日の知事の記者会見で、有峰東岸線の拡幅や舗装工事を当面見送る方針を示したそうです。 

 下は北日本新聞2022.4.1の記事です。 

 当面見送りはとても嬉しいニュースですが、左下の富山大学の横畑教授のおっしゃるように、今後も、有峰の自然が壊されないように見守っていくことが大事だと思います。

愛着の森対話編 034 自由の女神

場所:西谷のいのちの沢までの道の最高点のちょっと先

樹種:既に枯れた木(トチかミズナラか不明)、ギリシャ彫刻のような形

命名者:きみこ、あつこ、とみこ

開始:2013年6月15日

(どうして、この木に興味をもちましたか)

森深く、緑広がる中、朽ちて尚、堂々と自由な姿で、凛と宇宙に向かっている 。

(この木を見て、気づいたことや感じたこと)

 心地よさ。楽しい。心から楽しい。(きみこ) 西谷の森は、緑ではなく、白き光を放していた。 (とみこ)毎年、来たい。このメンバーで、この木に会いに来る。(あつこ)

愛着の森対話編 014 西谷いのちの沢(白蛇ヶ滝)

場所:西谷の唐尾峠に向かう中間点

※唐尾峠は、有峰と岐阜県神岡町和佐府(旧下之村)を結ぶ、昔の鎌倉街道でもあった峠道です。

樹種など:滝

命名者:たつや

開始:2006年9月28日

2006年9月28日、たつやさんが、西谷いのちの沢と命名された。2019年6月10日に、西谷いのちの沢を、同時に、白蛇ケ滝と呼ぶことを、たつやさんが決められた。そこで、今後は、西谷いのちの沢西谷いのちの沢(白蛇ケ滝)と呼ぶことにする。

西谷いのちの沢にある白蛇が舞うような滝は見飽きることがない。白蛇は、家に福禄をもたらすという。この「白蛇ケ滝」は、「西谷いのちの沢」と訪う人々に福禄をもたらしてくれよう。と訪う人々に福禄をもたらしてくれよう。

愛着の森対話編 035 ほこり

場所:西谷のいのちの沢までの道の中間点あたり、道の左側の奥

樹種:多分ミズナラ。ミスタードーナツのシナモンクルーラーのようにねじれている。

命名者:きみこ、あつこ、とみこ

開始:2014年11月2日

見る角度によって 木の姿が全くちがうことに気が付きました 。まっすぐ立っていると思っていたら、 横から見ると90°折れ曲がり伸びていて、更に直立ではなく、斜めに立っていた。そして 、もう一つ 大切なことは 、その木(樹)が 生きていたということ。 四季の 変化が楽しめると思っています 。

嘆願書の署名の〆切、18日(木)までに延期になりました。
署名の提出が、教育長のご都合で22日に変更になったそうです。

どうぞよろしくお願いいたします。

有峰の麓にある小見小学校は現在再編対象校となっています。素晴らしい自然に囲まれた小見小学校の存続を求め、保護者の方を中心に存続を求めて署名活動をされています。

有峰だいすき会でも、小見小学校存続のため署名活動のお手伝いをさせていただきます。

賛同される方は、下の嘆願書用紙PDFを印刷、ご署名いただき、2ページ目のあて先に郵送いただきますよう、お願いいたします。
締め切りは11月12日(金)です。パブリックコメントの提出締め切りが15日とのことで、短い期間ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

以下、お子さんが小見小に通う保護者の方からのメッセージをお読みください。

息子は1年生の夏より小見小学校に転校し今年の春卒業しました。娘も同じく富山市小規模特認校の制度により入学し、現在4年生。

小見の地域以外からの通学ですが、小学校のみなさんはもちろん、沢山の地域の方々に温かく見守っていただき支えていただいて子どもたちはのびのびと成長し、また私達家族も一緒に楽しませていただいています。

豊かな自然の中でのクロスカントリー、スキージャンプなどは小見小学校だからできる経験。在校児童は少ないけれど、運動会、スキー練習会、スキー大会…様々な場面で沢山の卒業生、地域住民が応援してくれます。あったかい言葉、応援のおかげで、子どもたちはいつの間にかがんばれてしまう…😊学習発表会の朝、親子登校中に紅葉きれいだね〜と息子に話した時に「毎日みられるんだよ、いいでしょ!」と教えてくれた日を今でも覚えています。

今年の春卒業した息子は、中学に入学し今までよりうんと大きな集団での日々ですが、これまでの大きな愛情に支えられて日々満喫しています。小見小学校で本当に良かったな…と時々思い出しながら…🍀

現在、はっきりとした決定ではありませんが小見小学校は富山市小中学校の再編対象校となっています。 

小規模校、大規模校、それぞれに良さや魅力があると思います。色んな事情もきっと…

それでも、この素晴らしい地域にある小学校が

これからも是非…と、そして小学校の地域のこれからの未来を、住民の皆さんの想いを重ねながら考えられますように…感じます🍀

短い期間となりますが署名活動をスタートしました

もし、もし賛同いただける方がいらっしゃいましたら

お知らせいただるとうれしいです。

愛着の森対話編 003 あいちゃん 

場所:有峰ビジターセンターの道路向い

樹種:ブナ

観察日:2021.10.30

観察者:ちづこ、まさじ

報告:(ちづこ)一年ぶりの紅葉のあいちゃん 。 秋晴れの晴天で色づいた葉が青空に 輝いて 見えました 。 春は たくさんの 葉をつけているので枝ぶりが見えませんでしたが、葉が落ちて枝ぶりの見事さを再発見しました 。 

幹には、「つた」が巻き根元には 、まいずる草がたくさん生えて いました 。いつも有峰のお客様を見守っているあいちゃん、有難う 。 

(まさじ)山じまい感謝の集いに参加した。午後になると、気温が下がって来た。コロナのせいで、一泊できなかったのが残念 。ネイチャーゲームは楽しかった 。 何度も歩いた猪根平テニスコート付近であるが 、ネイチャーゲームを通して、いろいろ発見があった。芝生広場と呼んでいるが、あれは 芝生なのか。ともかく、水を含んで、水草の上を歩いているようなるような感触だった。 

あいちゃんをあいちゃんを、正面からだけでなく、裏からも写して見た写して見た。このこのカットも良い。


愛着の森対話編 013 八雲立つ樹
場所:大多和峠から県境に沿って尾根を50分くらい歩いたところ

樹種:ミズナラ

命名者:富山八雲会

開始:8月19日

富山八雲会の8月例会は有峰の木霊や星空の下で八雲の世界を語り合う宿泊を伴った 集いです。今回はその初日に、「天の夕顔」の碑のある大多和峠から南へ遊歩道を散策し た。約 30 分、8本以上あるこの大きなミズナラの大木がありました。あたかも、富山八 雲会を象徴しているように感じ、「八雲立つ樹」と命名することにしました。